KUKI-PEDIAはゲージボタルの旭産業が提供しています。
空気はゴムを通して少しずつ漏れますので、空気圧は時間とともに自然に低下します(右図参照)。空気圧が不足していると、タイヤが損傷したり、事故になるおそれがあり、大変危険です。適正空気圧を保つために、タイヤメーカーなどでは、下記のような管理方法を推奨しています。
右のグラフでお分かりのように1ヶ月以上点検しないと、適正空気圧を保てなくなり、タイヤの性能が十分に発揮できなくなります。
空気は熱で膨張しますので、冷えた状態でないと正確な測定ができません。
タイヤの空気圧は見た目では判断できません。とくに偏平タイヤの場合は空気圧が低下しても、たわみが少ないため、分かりにくいので注意が必要です。
新品タイヤに、はじめて空気を入れると、タイヤの骨格であるベルトなどの構造部材などが若干膨張し、容積が大きくなることで、空気圧が低下することがあります。念のため早めにチェックしましょう。
スペアタイヤも定期的にチェックしておかないと、いざというときに、使い物にならないという事態にもなりかねません。忘れずにチェックしましょう。
復輪の空気圧が同じでないと、タイヤにかかる負荷が不均等になり、空気圧の高いタイヤが過酷な条件で使用されることになって、損傷につながるおそれがあります。また波状摩耗や多角形摩耗などの異常摩耗の原因にもなり、安全性・経済性低下につながります。